ベドルジハ・スメタナ(1824年3月2日チェコ リトミシュル~1884年5月12日チェコ プラハ)・讃 †
国民楽派という呼び方は今はもうしないのかな?ロマン派の中でもスメタナ!そしてムソルグスキーには特に愛着が強いのだけれど…
例えばスメタナの弦楽四重奏曲、しかも1番ではなくても、第2番!…心身を病みながらも筆を執り続けたスラヴの魂に触れ、自身の仕事の行き詰まり感とも重なるものがあり…ボロボロになっても生き抜こうとする雑草のような強さに何度何度、励まされたことか…
わが祖国、わが生涯…私の…スメタナの一人称が深く深く胸を打つ…
スメタナの愛聴盤メモ †
連作交響詩『わが祖国』(1874~79、1882全曲初演) †
1882年11月5日:スメタナ作曲の交響詩「わが祖国」が、プラハの国民劇場横にあるジョフィーン島に設けられた会場にて、初めて全6曲を通して演奏された。時にスメタナ58歳、両耳は完全に失聴し病と死が近づいていた。。
全6曲(ヴィシェフラド(Vyšehrad)、ヴルタヴァ(Vltava)、シャールカ(Šárka)、ボヘミアの森と草原から(Z českých luhů a hájů)、ターボル(Tábor)、ブラニーク(Blaník)) †
私、こんなに持ってたんだ!ばか!
- ヴァーツラフ・ターリヒ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1926年CzechHistoricalRecordings?(RussianCompactDisc?)。
- ヴァーツラフ・ターリヒ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1939年6月5日ライヴ、Supraphon。
- カレル・シェイナ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1950年Supraphon。
- ヴァーツラフ・ターリヒ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1954年Supraphon。
- あまり憶測で語りたくはないが、本当の意味でターリヒは時代の希望だっただろう、きっと。
- カレル・アンチェル、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1963年Supraphon。
- マルコム・サージェント、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、1964年EMI。
- ラファエル・クーベリック、ボストン交響楽団、1971年DG。
- ヴァーツラフ・ノイマン、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1975年Supraphon。
- ターリヒは神すぎるので、その時代の質感を残したまま一番安心して浸れるのはノイマンのこのスタジオ録音。
- ヴァーツラフ・スメターチェク、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1980年Supraphon。
- ヴァーツラフ・ノイマン、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1982年11月5日東京ライヴ、DENON。
- ラファエル・クーベリック、バイエルン放送交響楽団、1984年ORFEO。
- アンタル・ドラティ、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、1986年PHILIPS。
- ラファエル・クーベリック、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1990年5月12日ライヴ、DENON(ビデオ、ドキュメンタリー「祖国との再会」付き)。
- ロジャー・ノリントン、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、1996年VirginCLASSICS。
- 冒頭に「祖国よ~チェコ共和国国歌」が流れて超鳥肌モノ!もちろんノンヴィヴラートw
- チャールズ・マッケラス、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1999年Supraphon。
- ニコラウス・アーノンクール、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、2001年RCA。
第2曲『モルダウ(ヴルタヴァ(Vltava))』 †
- マルコム・サージェント、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ANGEL(LP時代)
その他の管弦楽曲 †
- ラファエル・クーベリック、バイエルン放送交響楽団、1971年DG。
- 交響詩『リチャード3世』作品11
- 交響詩『ヴァレンシュタインの陣営』作品14
- 交響詩『ハーコン・ヤルル』作品16
- プラハの謝肉祭
- ヴァーツラフ・ノイマン、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1974年SUPRAPHON。
- 交響詩『リチャード三世』作品11
- 交響詩『ワレンシュタインの陣営』作品14
- 交響詩『ハコン・ヤール』作品16
- シェイクスピア祭のための祝典行進曲
2つの弦楽四重奏曲、第1番ホ短調『わが生涯より』(1876)、第2番ニ短調(1882~83) †
- スメタナ四重奏団、1976年DENON。
- ターリヒ四重奏団、1984年Calliope。
- パノハ四重奏団、1989~90年Supraphon。
- ジュリアード四重奏団、CBSSONY(LP時代)。
- エマーソン四重奏団、1984年DG。
- 弦楽四重奏曲第1番ホ短調『わが生涯より』の管弦楽ヴァージョン:ジョージ・セル編!
- ジョージ・セル、クリーヴランド管弦楽団、1949年SONY。
歌劇『売られた花嫁』全3幕(1863~66) †
全曲盤 †
- ズデニェク・コシュラー、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、他、1980~81年Supraphon。
- クルシナ(農夫):インドジフ・インドラーク(Br)
- ルドミラ(その妻):マリエ・ヴェセラー(S)
- マジェンカ(その娘):ガブリエラ・ベニャチコヴァー(S)
- ミーハ(大地主):ヤロスラフ・ホラーチェク(Bs)
- ハータ(その妻):マリエ・ムラゾヴァー(Ms)
- ヴァシェク(その息子):ミロスラフ・コプ(T)
- イェニーク(ミーハと前妻との間にできた息子):ペテル・ドヴォルスキー(T)
- 他
- ズデニェク・コシュラー、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、
- チェコ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ヨゼフ・ヴェセルカ)
序曲、ポルカ、フリアントの3曲 †
- イシュトヴァン・ケルテス、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、1960~62年DECCA。
序曲 †
- マルコム・サージェント、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ANGEL(LP時代)。
- カレル・アンチェル、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、1963年ORFEO。
- ジョージ・セル、クリーヴランド管弦楽団、1958年SONY。
- ヴォルフガング・サヴァリッシュ、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、1983年EMI。
- ヴァーツラフ・ノイマン、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、Supraphon。
- クラウス・テンシュテット、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCLegens。
ポルカ †
- ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、1971年DG。